フクロウblog | ドクター岸本のコーナー

医療法人和楽会の「フクロウblog」です。治療や講演会などの様々な情報をお届けします。

邂逅相遇(かいこうそうぐう)(ケセラセラvol.92 春)

医療法人和楽会 なごやメンタルクリニック 院長 岸本 智数

 

私が本格的になごやメンタルクリニックでの診療を開始し、2ヶ月が過ぎました(この原稿を書いているのは2月末です)。
名古屋に来てからの懸案事項の一つが昼食をどうするかということでした。たかが昼食というなかれ、衣食足りて礼節を知る、腹が減っては戦は出来ぬと言われますが、食事はとても大切なことの一つなのです。また、私は見知らぬ街を歩くこと、知っている街でもいつもと違う道を歩くことが好きです。こんなところにこんな建物やお店があるとか、この道がこんなところにつながっているなど、そんな楽しみや驚きがあるからです。

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なごやメンタルクリニック院長就任にあたって (ケセラセラ vol.91 冬)

医療法人和楽会 なごやメンタルクリニック 院長 岸本智数

 

平成30年1月より、なごやメンタルクリニックの院長に就くことになりました、岸本智数です。

私は医学部を卒業後、研修医として京都府立医科大学精神医学教室に入局しました。2年間の研修医時代に、私が師事したのが土田英人先生でした。研修医の私にとって、土田先生は薬物療法や認知行動療法など治療に直接関係することだけでなく、他の医師や医療従事者、患者さんやご家族との接し方など、精神科医として、医師として、社会人としてのまさしく師となりました。5年目に大学院に進んだ際にも、医学部入学前に農学部を卒業したことを踏まえて、基礎研究に取り組んでみたらどうかとアドバイスをしてくださったのも土田先生でした。大学院での研究は、マウスの脳神経細胞を用いたもので、その道はなかなか険しいものでしたが、そんな時土田先生から非常勤の話を提案されました。「名古屋にすごい先生がいる。その先生のクリニックで勤めることで、岸本君にとって絶対に勉強になる。」、そのような内容でした。そうして勤めたのが、なごやメンタルクリニックであり、出会ったのが貝谷久宣先生でした。

当時医師になり6年目、まだまだ未熟で、自分がどのような精神科臨床の道に進むのかビジョンが全く見えていない状況でした。そんな中で、なごやメンタルクリニックで目の当たりにした、理論とエビデンスに基づいた薬物療法、認知行動療法による治療は、これこそ私がしたかった診療だと強く感じたことを覚えています。

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