睡眠薬の種類

 現在よく使用される睡眠薬はベンゾジアゼピン系の薬が大部分であり、安全性は高いといわれている。だから、永久に眠ろうと、2週間分全部飲んでも無駄というものジャ。
 睡眠薬は不眠の種類に応じて使い分けされている。旅行中だけといったような一時的な不眠や寝付きが悪いだけで、一度寝入ってしまえばよく眠れる人には超短時間作用型の薬で充分ジャ。
 中途で目が覚めるタイプにはもう少し作用の長い薬がよい。作用時間が24時間以上も続く薬は日中も眠気が強く残り、特別な用途以外には使用されない。
 途中覚醒や早朝覚醒がよく見られるうつ病には睡眠薬とともに眠気が出やすい抗うつ薬(トリプタノ−ルやデジレル)が眠前に処方される。
では、じっくりと睡眠薬の分類表を見てくだサレ。

 作用時間による睡眠薬の分類

〜引用〜 大熊輝雄 総監修:
「睡眠導入剤 ハンディマニュアル」

Que Sera Sera VOL.12 1998 SPRING