第23回 ワークショップ 詳細

第23回 東京認知行動療法アカデミー ワークショップ

◆日時◆
2011年7月10日(日)
◆会場◆
早稲田大学国際会議場
〒169-0051
東京都新宿区西早稲田 1-20-14
◆テーマ◆
「 SST・こどものCBT 」
申し込みは終了いたしました。


◆受付締切◆
2011年7月1日(金) までにご希望の回のページにある 申し込みボタン にてお申し込みくださいませ。
◆当日受付可能な講座◆
ございません。締切日までにお申し込みくださいませ。
◆受講資格について◆
受講できるのは、原則として、医師、臨床心理士、看護師、精神保健福祉士、作業療法士、理学療法士、薬剤師、教員免許、学校心理士、産業カウンセラーの資格を持つ方か、心理学系の学部に在学中か卒業された方、心理系の大学院に在学中か修了された方です。
鈴木先生のワークショップ
※満席となりました
◆受講費について◆
受講料は1科目ごとに8千円です。
◆受講者数について◆
各科目とも先着順に受け付け、定員に達した場合は〆切とさせていただきます。
◆証明書について◆
受講された方には、1科目ごとに、受講証明書を発行いたします。
詳しくは、「研修受講証明書発行のご案内」をご覧ください。

ワークショップ プログラム

◆第1会場◆
テーマ別
ワークショップ
番号 時間 講義タイトル
形式 [定員] 講師
1 9:30~11:30 幻覚・妄想への自己対処スキル
講義
[定員50]
池淵 恵美
帝京大学医学部精神神経科教授
2 12:30~14:30 学級で行う集団SST
講義(一部ロールプレイを含む)
[定員50]
佐藤 正二
宮崎大学教育文化学部教授
3 15:00~17:00 SSTの基礎
講義
[定員50]
丹羽 真一
福島県立医科大学医学部神経精神医学講座教授
◆第2会場◆
通常
ワークショップ
番号 時間 講義タイトル
形式 [定員] 講師
4 9:30~11:30 うつ病の集団認知行動療法
ワークショップ
[定員50]
満席となりました
鈴木 伸一
早稲田大学人間科学学術院教授
◆第2会場◆
テーマ別
ワークショップ
番号 時間 講義タイトル
形式 [定員] 講師
5 12:30~14:30 不定愁訴の子どもへの認知行動論的アプローチ
講義
[定員50]
田中 英高
大阪医科大学小児科学教室准教授
日本小児心身医学会理事長
6 15:00~17:00 チック障害の認知・行動特性と治療
講義
[定員50]
金生 由紀子
東京大学大学院医学系研究科脳神経医学専攻統合脳医学講座こころの発達医学分野准教授

講師略歴

池淵 恵美
帝京大学医学部精神神経科教授
◆略歴◆
学歴
1978年3月 東京大学医学部医学科卒業

職歴
1978年4月 東大病院精神神経科非常勤医員
(1985年1月より1987年3月まで、夫の留学に伴って滞米)
1992年4月 帝京大学医学部精神神経科助手
1995年4月 同上 講師
1999年4月 同上 助教授
2000年1月 帝京大学医学部附属病院精神神経科病棟医長(兼任)
2005年1月 帝京大学医学部精神神経科教授

◆専門領域◆
統合失調症、精神障害リハビリテーション、認知行動療法
◆役職◆
日本学術会議連携会員
日本精神神経学会 評議員 編集委員
 日本精神障害リハビリテーション学会 常任理事・編集委員
 日本社会精神医学会 理事
  日本行動療法学会 理事
日本デイケア学会 理事
日本認知療法学会 幹事
 SST普及協会運営委員・研修委員
 心理教育・家族教室ネットワーク幹事
ワークショップ概要
幻覚・妄想への自己対処スキル(講義90分・質疑応答30分)
統合失調症の場合には、持続的な幻覚や妄想が見られることが多く、病識が持ちにくいために、本人の苦痛や社会生活への影響は大きなものがあります。こうした幻覚や妄想は、ふだんの対人関係や生活の中から引き起こされるものであり、それに統合失調症の人によくみられる認知のゆがみが加わって成立するものです。本人の不安や苦悩に寄り添いながら、一緒に精神症状を探求し、自己対処行動の獲得を援助するとともに、認知のゆがみについての介入も徐々に行っていくことで、時間はかかりますが、統合失調症の人たちも自身の障害とうまく付き合えるようになります。当日は、認知行動療法の技術を用いた介入の実際をお伝えします。
参考書
リバーマン著(西園昌久総監修、池淵恵美監訳、SST普及協会訳)
「精神障害と回復―リバーマンのリハビリテーション・マニュアル」   星和書店、2011
対象
特になし
佐藤 正二
宮崎大学教育文化学部教授
◆略歴◆
1974年 宮崎大学教育学部卒業
1976年 広島大学大学院教育学研究科博士課程前期(教育心理学)修了
1976年 宮崎大学教育学部助手
1982年 宮崎大学教育学部助教授
2000年 宮崎大学教育文化学部教授 臨床児童心理学・行動療法 専攻(現在に至る)
2007年 宮崎大学教育文化学部附属中学校校長(2009年3月まで)
2011年 宮崎大学教育文化学部附属小学校校長(現在に至る)
この間に、日本行動療法学会事務局長(2001~2003)、常任理事(2001~2007)、理事(1998~2010)を歴任

◆専門領域◆
臨床児童心理学・ソーシャルスキル教育
(特に、子どものメンタルヘルスの向上をめざした学校・学級を単位とした予防的介入)
◆著書◆
実践!ソーシャルスキル教育 小学校編 2005年 図書文化
学校におけるSST実践ガイド-子どもの対人スキル指導 2006年 金剛出版
実践!ソーシャルスキル教育 中学校編 2006年 図書文化
◆所属学会◆
日本行動療法学会・日本教育心理学会
◆ワークショップ講師歴◆
日本行動療法学会研修会(2005年)
日本カウンセリング学会研修会(2003年・2006年)
SST普及協会ワークショップ(2002年・2007年・2008年)
ワークショップ概要
学級で行う集団SST
子どものソーシャルスキル・トレーニング(SST)は、米国を中心として1970年代後半に始まりました。今では、わが国においても、全国各地の学校の現場で実践されるようになっています。子どものSSTは、そのねらいに合わせて、3つのタイプに大別できます。1つは、発達障害のある子どもを対象としたSSTです。2つ目は、学校あるいは学級を1つの単位として、子どもたち全員の対人関係能力を高めようとする集団SSTです。そして、最後の3つ目は、子どものメンタルヘルスの向上をめざしてSSTを介入要素の1つとして組み込んだ認知行動療法的介入です。攻撃性低減プログラム、抑うつ予防プログラム、不安予防プログラムなどが代表的な介入法です。
いずれのSSTも基本的原理は同じですが、ねらいや目標となる部分が異なってきます。本ワークショップでは、まず基本的なSSTの考え方を整理し、その後は、集団SSTと抑うつ予防プログラムの中で実践されるSSTを例に挙げながら、学校で行われるSSTのエビデンスや実践上の課題について考えていきます。
対象
ソーシャルスキル教育に関心のある方

丹羽 真一
福島県立医科大学医学部神経精神医学講座教授
◆略歴◆
昭和47年 (1972年) 3月 東京大学医学部卒業
昭和47年 (1972年) 7月 東京大学医学部附属病院精神神経科 医員(研修医)
昭和49年 (1974年) 7月 東京大学医学部附属病院精神神経科 医員
昭和51年 (1976年)10月 東京大学医学部附属病院精神神経科 助手
平成 4年 (1992年)12月 福島県立医科大学神経精神医学講座 教授
平成16年 (2004年) 5月から 福島県立医科大学医学部附属病院 院長
平成18年 (2006年)  3月まで
平成18年 (2006年)  4月から 公立大学法人 福島県立医科大学  理事
平成22年 (2010年) 3月まで
平成20年 (2008年)  4月から 公立大学法人 福島県立医科大学  副理事長
平成22年 (2010年) 3月まで
平成22年 (2010年)  7月から 公立大学法人 福島県立医科大学  顧問
現在に至る

◆専門領域◆
臨床精神医学
◆現在の活動領域◆
生物学的精神医学、臨床神経生理学、行動療法、心身医学、てんかん、老年精神医学、児童青年精神医学、社会精神医学
◆主要著書◆
丹羽真一(編) : 新世紀の精神科治療9 薬物療法と心理社会療法の統合. 中山書店, 2009
佐藤光源、井上新平、丹羽真一(編):統合失調症の治療と基礎. 朝倉書店,東京 2008
上島国利、丹羽真一(編): NEW精神医学. 南江堂, 東京 2008
上里一郎、末松弘行、田畑 浩、西村良二、丹羽真一(編): メンタルヘルス事典. 同朋社, 京都 2005
畑 哲信、岩波 明、中込和幸、丹羽真一 : 思考障害 : 評価法と基礎 . 新興医学出版社, 東京 2002
◆所属学会等◆
日本統合失調症学会 副理事長、日本臨床神経生理学会 理事、日本社会精神医学会 理事、日本精神科診断学会 理事、日本脳科学会 理事、日本臨床精神神経薬理学会 理事、日本薬物脳波学会 理事、日本摂食障害学会 理事、日本精神神経学会 評議員、日本生物学的精神医学会 評議員、日本てんかん学会 評議員、日本老年精神医学会 評議員、日本児童青年精神医学会 評議員、日本心身医学会 評議員 ほか
◆地域・自治体活動等◆
福島県精神保健福祉協会 会長、福島県精神保健福祉審議会 委員、社会福祉法人福島いのちの電話 顧問
ワークショップ概要
SSTの基礎(講義90分・質疑応答30分)
--
対象
中級

鈴木 伸一
早稲田大学人間科学学術院教授
◆略歴◆
1992年3月 早稲田大学人間科学部 卒業
1995年7月 東京女子医科大学日本心臓血圧研究所 心理士
1996年4月 足立医療生活協同組合綾瀬駅前診療所心療内科 心理士
2000年3月 早稲田大学大学院人間科学研究科博士後期課程 修了
       博士(人間科学)取得
2000年4月 岡山県立大学保健福祉学部 講師
2003年4月 広島大学大学院心理臨床教育研究センター 助教授
2007年4月 早稲田大学人間科学学術院 准教授
2010年4月 早稲田大学人間科学学術院 教授(現職)

◆所属学会等◆
日本行動療法学会理事(機関誌副編集委員長)、日本行動療法士会幹事、日本行動医学会(教育研修委員長)、日本循環器心身医学会理事、日本ストレス学会評議委員など
◆主な著作・編集◆
実践家のための認知行動療法テクニックガイド(北大路書房)
慢性うつ病の精神療法:CBASPの理論と技法(医学書院)
学校、職場、地域におけるストレスマネジメント実践マニュアル(北大路書房)
ストレス対処の心理・生理的反応に及ぼす影響に関する研究(風間書房)
ワークショップ概要
うつ病の集団認知行動療法
うつ病に対する認知行動療法は、再発予防や社会復帰支援に効果的であることがこれまで示されている。しかし、わが国においては、患者の認知行動療法のへの期待感は高まっているが、日常診療において認知行動療法を実施する十分な時間が確保できない、認知行動療法の実践家が不足しているなどの理由から、認知行動療法がうつ病の治療およびリハビリテーションに十分に活用されていない現状がる。このような問題点を解決する有効な一手段として、集団療法による認知行動療法の展開が期待されている。
本ワークショップでは、うつ病の集団認知行動療法のプログラム構成を紹介するとともに、スタッフ間の連携やドロップアウトを防止するための工夫点などを解説する。
参考図書
うつ病の集団認知行動療法 実践マニュアル(日本評論社)

田中 英高
大阪医科大学小児科学教室准教授
日本小児心身医学会理事長
◆略歴◆
1980年大阪医科大学卒業。
1986年同大学院修了(医学博士)、同小児科助手。
1992年スウェーデン、リンショッピン大学客員研究員トレシウス教授に師事。
1994年スウェーデン資格医学博士取得、1997年現職

◆著書◆
『起立性調節障害の子どもの正しい理解と対応』、中央法規出版
『起立性調節障害の子どもの日常生活サポートブック』、中央法規出版
ワークショップ概要
不定愁訴の子どもへの認知行動論的アプローチ
--
参考書
『起立性調節障害の子どもの正しい理解と対応』、中央法規出版
『起立性調節障害の子どもの日常生活サポートブック』、中央法規出版
対象
特になし

金生 由紀子
東京大学大学院医学系研究科脳神経医学専攻統合脳医学講座こころの発達医学分野准教授
◆略歴◆
学歴
1984年3月 東北大学医学部卒業
職歴
1984年6月 東京大学医学部附属病院精神神経科(研修医)
1991年4月 東京大学医学部附属病院助手
1999年11月~2001年3月 イェール大学チャイルドスタディセンターにて、トゥレット症候群及び強迫性障害の臨床研究等を行う
2001年4月 東京都立北療育医療センター神経科医員
2002年4月 北里大学大学院医療系研究科医療人間科学群発達精神医学助教授
2006年1月 東京大学医学部附属病院こころの発達診療部特任助教授
2007年4月 同特任准教授(名称変更)
2010年4月 東京大学大学院医学系研究科脳神経医学専攻統合脳医学講座こころの発達医学分野准教授

◆著書・訳書◆
金生由紀子, 高木道人監修:トゥレット症候群(チック)―脳と心と発達を解くひとつの鍵―心のライブラリー(7), 星和書店, 2002.
金生由紀子(分担):子ども編. 朝日新聞学芸部(編): こころの気がかり相談室, 朝日新聞社, pp10-66, 2004.
金生由紀子(分担):トゥレット障害~「不随意」と「随意」の間~. 加藤忠史(編): 精神の脳科学, 東京大学出版会, pp 35-69, 2008.
金生由紀子, 下山晴彦編集:精神医学を知る. 東京大学出版会, 2009.
◆所属学会◆
日本児童青年精神医学会、日本精神神経学会、日本小児精神神経学会、日本小児心身医学会、日本生物学的精神医学会、日本社会精神医学会、日本発達障害学会、日本小児保健学会、日本ストレス学会、日本発達心理学会
◆学会役職◆
日本児童青年精神医学会評議員、日本小児精神神経学会評議員、日本社会精神医学会理事及び編集委員
ワークショップ概要
チック障害の認知・行動特性と治療
--
対象
特になし

申し込みは終了いたしました。

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