第32回 ワークショップ 詳細

第32回 東京認知行動療法アカデミー ワークショップ

◆日時◆
2013年10月6日(日)
◆会場◆
早稲田大学国際会議場
〒169-0051
東京都新宿区西早稲田 1-20-14
◆テーマ◆
「 マインドフルネス 」「 うつ 」
申し込みは終了いたしました。


◆受付締切◆
2013年9月26日(木) までにご希望の回のページにある 申し込みボタン にてお申し込みくださいませ。
◆当日受付可能な講座◆
ございません。締切日までにお申し込みくださいませ。
◆受講資格について◆
受講できるのは、原則として、医師、臨床心理士、看護師、精神保健福祉士、作業療法士、理学療法士、薬剤師、教員免許、学校心理士、産業カウンセラーの資格を持つ方か、心理学系の学部に在学中か卒業された方、心理系の大学院に在学中か修了された方です。
◆受講費について◆
受講料は1科目ごとに8千円です。
◆受講者数について◆
各科目とも先着順に受け付け、定員に達した場合は〆切とさせていただきます。
◆証明書について◆
受講された方には、1科目ごとに、受講証明書を発行いたします。
詳しくは、「研修受講証明書発行のご案内」をご覧ください。

ワークショップ プログラム

◆第1会場◆
テーマ別
ワークショップ
番号 時間 講義タイトル
形式 [定員] 講師
1 10:00~12:00 マインドフルネスの理論と実践 -マインドフルネスを学び、味わう-
ワークショップ
[定員30]
満席となりました
越川 房子
早稲田大学文学学術院 教授
2 13:00~15:00 マインドフルネスのルーツからケアを見つめる
講義
[定員40]
満席となりました
井上 ウィマラ
高野山大学 准教授
3 15:30~17:30 マインドフルネスを“根付かせる”ために:マインドフルネスとコンパッション
ワークショップ
[定員50]
伊藤 義徳
琉球大学教育学部 生涯教育課程 心理臨床科学コース 准教授
◆第2会場◆
テーマ別
ワークショップ
番号 時間 講義タイトル
形式 [定員] 講師
4 10:30~12:00 自殺、「自殺の動機」、うつ病の関係:これを踏まえた患者の自殺関連行動に対する実際の対応
講義
[定員50]
堀川 直史
埼玉医科大学総合医療センター メンタルクリニック 教授
5 13:00~15:00 うつ病の復職支援の実際について
講義
[定員50]
山口 律子
MDA(うつ気分障害協会)理事長
日立キャピタル損害保険株式会社 経営企画部 シニアメディカルアドバイザー
6 15:30~17:30 ソクラテス式質問法とうつのCBTへの活用法
講義
[定員50]
堀越 勝
(独)国立精神・神経医療研究センター 認知行動療法センター:研修指導部長

講師略歴

越川 房子
早稲田大学文学学術院 教授
◆略歴◆
1982年 早稲田大学第一文学部卒業
1991年 早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程心理学専攻単位取得退学、早稲田大学文学部助手
1994年 早稲田大学文学部専任講師
1997年 早稲田大学文学部助教授
2002年 早稲田大学文学部教授

◆著書・訳書◆
「性格心理学ハンドブック」(共編著:福村出版)
「マインドフルネス認知療法」(監訳:北大路書房)
「ココロが軽くなるエクササイズ」(共編著:東京書籍)
「現代心理学入門」(共編著:川島書店)
「Horizons in Buddhist Psychology -Practice, Research & Theory-」(共編著:Taos Institute Publication)
「子どものストレス対処法―不安の強い子の治療マニュアル」(共訳:岩崎学術出版社)
「うつのためのマインドフルネス実習」 星和書店 越川房子・黒澤麻美共訳
など
◆所属学会等◆
日本心理学会(代議員、機関誌編集委員)、日本教育心理学会、日本行動療法学会、日本カウンセリング学会、日本心理臨床学会 など
◆ワークショップ講師歴◆
日本心理学会認定心理士研修会
発達臨床心理士資格取得講習会
高齢者疾患カウンセリング研修会
東京臨床心理士研修会
日本行動療法学会・認知療法学会ワークショップ
日本ブリーフサイコセラピー学会ワークショップ
東京認知行動療法アカデミーワークショップ
など
ワークショップ概要
マインドフルネスの理論と実践 -マインドフルネスを学び、味わう-
なぜ、今、マインドフルネスなのか
マインドフルネスの効果機序
実習体験 (レーズンエクササイズ 時間があれば 3分間呼吸空間法も)
質疑応答
推薦文献、参考文献
マインドフルネス認知療法(北大路書房)
マインドフルネスストレス低減法(北大路書房)
ココロが軽くなるエクササイズ(東京書房)
マインドフルネス・瞑想・坐禅の脳科学と精神療法(新興医学出版社)
対象
マインドフルネスをご自分でも続けて実習したいと考えている方を優先したいと思います。
井上 ウィマラ
高野山大学 准教授
◆略歴◆
1959年山梨県生まれ。京都大学文学部哲学科宗教哲学専攻中退。

日本の曹洞宗で道元の只管打坐を学んだ後、ビルマのテーラワーダ仏教でヴィパッサナー瞑想とパーリ経典について研究。カナダ、イギリス、アメリカで瞑想指導の傍らで心理療法を学ぶ。マサチューセッツ大学医学部のマインドフルネス瞑想に基づいたストレス緩和法のインターンシップを特待生として終了。
現在は高野山大学で仏教瞑想に基づいたスピリチュアルケアの基礎理論と実践的援助法について構築中。

◆著書◆
『呼吸による気づきの教え』(佼成出版社)
『人生で大切な5つの仕事』(春秋社)
『心を開く瞑想レッスン』(大法輪閣)
『子どもの心のありかに寄り添う』(主婦の友社)
『見つめてごらん』(佼成出版社)
『呼吸を感じるエクササイズ』(岩波書店)
『看護と生老病死:仏教心理学で困難な事例を読み解く』(三輪書店)
◆共著◆
『瞑想脳を拓く』(佼成出版社)
『スピリチュアルケアへのガイド』(青海社)
『自分という自然に出会う』(講談社)
◆訳書◆
『呼吸による癒し』『やさしいヴィパッサナー瞑想入門』『ブッダのサイコセラピー』(ともに春秋社)
◆編書◆
『仏教心理学キーワード事典』(春秋社)
◆ワークショップ講師歴◆
朝日カルチャー、Be-Nature School、環境教育フォーラム、野外体験ファシリテーター養成講座、慶応大学超表象デジタルプロジェクト、日本緩和医療学会、東京認知行動療法アカデミーなど多数。
ワークショップ概要
マインドフルネスのルーツからケアを見つめる
Satipatthana-suttaに説かれたマインドフルネスの実践
修行者同士の互恵的ケアにおけるマインドフルネスの実践
解脱とは何か
チャイルド・ケア、ターミナル・ケア、グリーフ・ケアに共通した心の向け方
講義を中心にして、30分ほどのエクササイズを紹介する(呼び名の息遣い)
参考書
『看護と生老病死:仏教心理学で困難な事例を読み解く』(三輪書店) 井上ウィマラ
『仏教心理学キーワード事典』(春秋社) 井上・葛西・加藤編
『呼吸による気づきの教え』(佼成出版社) 井上ウィマラ
『呼吸による癒し』(春秋社) ラリー・ローゼンバーク
対象
特になし

伊藤 義徳
琉球大学教育学部 生涯教育課程 心理臨床科学コース 准教授
◆略歴◆
1998年 早稲田大学人間科学部卒業
2000年 早稲田大学大学院人間科学研究科修士課程修了(修士(人間科学))
2003年 早稲田大学大学院人間科学研究は博士後期課程修了退学
2004年 早稲田大学人間科学部助手
2005年-7年 花園大学客員研究員
2005年 琉球大学教育学部講師
2007年 琉球大学教育学部准教授(現在に至る))

◆所属学会等◆
沖縄県臨床心理士会(被害者支援担当理事)、沖縄心理学会(幹事)、日本心理学会(会員)、日本心理臨床学会(会員)、日本行動療法学会(会員)、日本認知療法学会(会員)、日本カウンセリング学会(会員)、日本感情心理学会(会員)、日本健康心理学会(会員)、日本パーソナリティ心理学会(会員)、日本トラウマティックストレス学会(会員)、日本トランスパーソナル/精神医学会(会員)
◆主な著書・訳書◆
「マインドフルネス&アクセプタンス:認知行動療法の新次元(監訳)」(ブレーン出版)
「スピリチュアリティの心理学(分担執筆)」(せせらぎ出版)
「感情研究の新展開(分担執筆)」(ナカニシヤ出版)
武藤崇(監修) 伊藤義徳・石川信一・三田村 仰(監訳)「子どもと青少年のためのマインドフルネス&アクセプタンス:新世代の認知/行動療法実践ガイド(明石書店)」 2013年7月
など
◆ワークショップ講師歴◆
H25年日本学生相談学会ワークショップ講師(5時間)「マインドフルネスの科学と実践を楽しむ」他多数
ワークショップ概要
マインドフルネスを“根付かせる”ために:マインドフルネスとコンパッション
当日は、動きやすい(あぐらがかける、裸足になれる)服装でお越し下さい。
できれば、バスタオルを一枚ご持参下さい。

講義概要
・マインドフルネス瞑想の実践(注意と気づきの方法について確認)
・質疑応答
・コンパッション(慈悲)の概念について紹介
 (心理学研究の観点から,仏教の観点から,及び注意や気づきと慈悲の関連について等)
・慈悲瞑想の実践
・質疑応答
推薦文献、参考文献
「マインドフルネス&アクセプタンス:認知行動療法の新次元」 Hayes, Linehan, & Follette著(武藤崇・伊藤義徳・杉浦義典(監訳)) ブレーン出版(2005)
The mindful way through depression: Freeing yourself from chronic unhappiness. Williams, Teasdale, Segal, & Kabat-Zinn Guilford(2007).
対象
(1)マインドフルネスの実践経験がある方,あるいは,
(2)当日の越川,井上両氏によるワークショップを両方受講している方

堀川 直史
埼玉医科大学総合医療センター メンタルクリニック 教授
◆略歴◆
1974年3月 東京医科歯科大学医学部 卒業。
1974年4月 東京女子医科大学神経精神科 入局。その後、助手、講師。
1986年4月 武蔵野赤十字病院精神科 部長。
1998年10月 東京女子医科大学神経精神科 教授。在宅緩和医療部運営部長(兼任)。
2004年10月 埼玉医科大学総合医療センター精神科 教授。現在に至る。

◆専門◆
コンサルテーション・リエゾン精神医学。
◆著書(単著・編集)◆
福西勇夫、堀川直史、吉田和子、高橋典子(編著):問題行動のとらえ方と対応、患者の心と看護の機能.医学書院、2000
一瀬邦弘、太田喜久子、堀川直史(編著):せん妄.照林社、2002
堀川直史(単著):体の病と心のケア、身体疾患患者の精神症状のとらえ方.文光堂、2003
堀川直史、野村総一郎(編著):精神科必修ハンドブック.羊土社、2005
堀川直史(単著):パニック障害ハンドブック.(社)埼玉県精神保健福祉協会、2007
堀川直史(監修):睡眠障害治療パンフレット.埼玉県医師会、2009
堀川直史(編著):精神疾患を見極め、対応する.羊土社、2013
◆学会活動など◆
日本総合病院精神医学会 評議員(前理事)。
日本サイコオンコロジー学会 評議員(前理事)。
日本サイコネフロロジー研究会 副会長。
日本肥満症治療学会 理事。
日本周産期メンタルヘルス研究会 幹事。
日本産業精神医学会 理事。
日本認知療法学会 幹事。
「精神科治療学」編集委員。
「総合病院精神医学」編集委員。
ワークショップ概要
自殺、「自殺の動機」、うつ病の関係:これを踏まえた患者の自殺関連行動に対する実際の対応
対象
特になし

山口 律子
MDA(うつ気分障害協会)理事長
日立キャピタル損害保険株式会社 経営企画部 シニアメディカルアドバイザー

ワークショップ概要
うつ病の復職支援の実際について

堀越 勝
(独)国立精神・神経医療研究センター 認知行動療法センター:研修指導部長

◆訳書◆
伊藤正哉・堀越勝共訳「統一プロトコール:ディビッド・バーロー著」診断と治療社
伊藤正哉・堀越勝共訳「現代の認知行動療法:ステファン・ホフマン著」11月発行
「対人援助のプロセスとスキル―関係性を通した心の支援」金子書房
◆ワークショップ講師歴◆
東京認知行動療法アカデミー第29回ワークショップ
ワークショップ概要
ソクラテス式質問法とうつのCBTへの活用法
参加型講義
ガイデッド・ディスカバリーはCBTを実施する際に重要な手法の一つである。中でもソクラテス式問答・質問は患者やクライエントと協働的な関係を保ちながら、目標に向かって進めるために有効な手法である。

本講座では、ソクラテス式問答の意味と具体的な方法を示し、実際に使えるように練習する。
参考書
堀越勝・野村俊明の共著「精神療法の基本:支持的精神療法から認知行動療法まで」医学書院
対象
特に限定なし

申し込みは終了いたしました。

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