不安の医学

子どもの不安症
−小児の不安障害と心身症の医学−

日 時
平成17年2月6日(日)
PM 2:00 〜 5:00
(開場 PM 1:30)

場 所
早稲田大学 国際会議場
井深大記念講堂

入場料
無料(先着450席)

プランナー
東京大学大学院ストレス防御・心身医学
教授 久保木 富房

 

 時代の急激な変動に伴って子ども達にも多くのストレスが影響している。通常、ストレス反応として人間の場合、頭痛や発熱などの身体症状で反応する身体化と、不安やうつなどの精神症状で反応する心理化、さらに行動上の変化として反応する行動化の3つに大別される。子どもの場合はこの3つに分化しないことも多いが、通常は身体症状として表現されることが多い。不登校の子どもをみても、初期には腹痛や頭痛、発熱などの身体症状ではじまることが多く、しばらくしてから心理化や行動化が経験される。今回は精神科、小児科、臨床心理のそれぞれの専門家5名の先生方になるべく具体的でわかりやすい講演をお願いした。子どもさん本人、そしてご家族や学校の先生方にもこのシンポジウムをお聞きになれば子どもの不安症や心身症について最新の知識を得ていただけると確信致します。また、知識だけでなく専門家より何らかのメッセージやスキルを得ていただければと希望しています。

プログラム

開会の辞
東京大学大学院ストレス防御・心身医学教授
(久保木富房先生)

PM2:00〜2:30
「小児科医の立場から(ADHDを含む)」
座長/早稲田大学人間科学部教授
(野村忍先生)
筑波大学大学院人間総合科学研究科教授
(宮本信也先生)


PM2:30〜3:00
「精神科医の立場から(ADHDを含む)
座長/帝京大学市原病院長
(竹内龍雄先生)
国立精神・神経センター国府台病院精神科部長
(齊藤万比古先生)


PM3:00〜3:30
「子どもと家族関係について」
座長/国立精神・神経センター病院長
(樋口輝彦先生)
高柳病院院長
(木下敏子先生)


PM3:30〜3:45  15分間休憩

PM3:45〜4:15
「起立性調節障害(OD)を中心に」
座長/赤坂クリニック理事長
(貝谷久宣先生)
大阪医科大学小児科助教授
(田中英高先生)


PM4:15〜4:45
「子どもの認知行動療法」
座長/北海道医療大学教授
(坂野雄二先生)
新潟大学教育人間科学部助教授
(神村栄一先生)


閉会の辞
東京大学大学院ストレス防御・心身医学教授
(久保木富房先生)


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