開催日程：　６月２０（日）〜２２日（火）　２泊３日
場所：　セミナーハウス　ケセラセラ　＠長野県茅野
参加者：　９名（なごやメンタルクリニック４名、赤坂クリニック３名、
鎌倉山クリニック安心堂２名）
スタッフ：　医師１名、心理士２名、ヨガ講師１名、その他スタッフ１名

目的

★自尊心に目醒める！！
★生きる希望を持つ！！
★幸福になれる自分をみつめる！！

プログラム

１日目
◆オリエンテーション（顔合わせ）
◆貝谷先生の講義　『私とは何か』
◆真向法・瞑想
◆自己開示[私物語を語ろう] 

２日目
◆ヨガセラピー[体をほぐして心もほぐそう]
◆貝谷先生講義　『病気の理解』
◆真向法・瞑想
◆湖畔を川沿いをウォーキング
◆アサーション・トレーニング[自分の権利を主張しつつ、　相手の権利も尊重する win-win の表現方法を学ぼう]
◆夕食作り
◆ごまたき [これまでの辛かった体験を炎で燃やして新しい自分に生まれ変わろう！]
◆合唱[大きな声を出してすっきりしましょう]
◆コンテスト「自分を愛する！」[自分の長所を見つけよう]

３日目
◆ヨガセラピー[体と心をみつめよう]
◆掃除
◆貝谷先生の講義　『幸せになるために』
◆瞑想
◆修了式

参加者の声

　私は、その日初めて｢茅野｣に降り立ちました。二泊三日の茅野合宿。私はまず、集合したときに、同じような体型の人が何人かいる事に「あっ、同じタイプうつの人だ」と思いました。同じ苦しみを分かりあえるのでは？と少し安心しました。
　到着後まず学んだ事は「私達は数億文の１の確率で選ばれて生まれてきたエリートである」という事でした。だから「みんな一緒でみんなつながっているのである」という事。そして、できるだけ「明るい事を話す」そうする事で自然と明るくなっていくという事。やはり、今現在の考え方を変える必要があるのだと考えさせられました。
　翌日、天気予報では雨だったのですが、良い天気だったので、青い空と新緑の中をみんなでウォーキングに行きました。私は普段あまり歩いていなかったので先頭の人とはドンドン離れてしまいました。でも歩く事は私達の病気にとって一番良い事と聞くから、これからもウォーキングができればと思いました。
　『自己主張』＝アサーション。私はとても苦手です。１つのポイントを教えていただきました。それは、「私は」という主語をつけて、伝えたい文章を語り始める事、それによって言葉が少しやんわりと相手に伝わるという事。怒りを少しでもコントロールして多くの人と話しができるようになりたい！と思いました。
　みんなで行う共同作業はハンバーグ作りでした。久しくそいう場に参加する事が無かったので、とても楽しかったです。私はどちらかと言うと一人で行動することが多かったので、年がいもなくハシャイでしまいました。
　それから、各々で「ごまたき」用の作文も書きました。自己紹介をした際に語った病気になったいきさつは人それぞれでした。そして、みんなは各自、書きました。私は仕事のストレスから起こったうつ病と、車の運転中に起こった初めてのパニック障害について。書きながら、私は泣いてしまいました。いつも頭の中で考えてはいたけれど、文字に気持ちをこめて、自分の気持ちを再確認した事は無かったからです。どうしてうつ病になるまで気づかなかったのか？仕事との距離は？一緒に働いていた人々との関係、息ぬきの方法・・・など色々です。そして、その全部の思いのたけをレポートに記入し、夜にはみんなで全部燃やしてしまいました。自分の手から放して、すべてサヨナラしてしまいました。
　私が苦手だったのは、瞑想とヨガでした。瞑想をすると逆に緊張してしまって呼吸が苦しくなってしまうのです。姿勢を維持するのも大変でした。ヨガも身体が固いので、ちょっと頑張ると痛くなってしまって・・・。でも、余計な事を考えなくなるので、すごくいいなと思いました。今後も続けられたらと思います。
　最後に、みんなで唱えた言葉を書きます。
「生かされている・満たされている・ありがとうございます。」
　有意義な二泊三日になりました。

貝谷先生の講義



ウォーキング



夕日



セミナーハウス