フクロウblog | 2015 | 2月

医療法人和楽会の「フクロウblog」です。治療や講演会などの様々な情報をお届けします。

サッカーのワールドカップ(ケセラセラvol.77)

医療法人和楽会 心療内科・神経科 赤坂クリニック院長 吉田 栄治

サッカーのワールドカップは、残念な結果に終わってしまいました。日本がダークホース的な活躍をすることを密かに期待していたのですが…。実力も出し切れずに終わってしまったという感じですね。選手たちが一番悔しいんだろうと思います。直前の強化試合で日本が対戦して3 ?1で勝利したコスタリカは、強豪のひしめくグループDで、ウルグアイ、スペインと撃破してグループリーグを見事に突破、ベスト8にも残って、うらやましい限りです。日本があの立場になってほしかった。

初戦のコートジボワール戦は、6月15日、日曜日の午前10時からという絶好の放映時間で、9時ころから(家内と娘はあいにくサッカーに興味がないため)私一人でテレビにかじりついていました。グループリーグ3連敗もありうるし、場合によったら初戦のコートジボワール、第二戦のギリシャと連勝して、波に乗ってコロンビアまで食ってしまって3連勝だってありうるかもしれないと超楽観的な期待も抱きつつ、どちらに転ぶかは時の運?というわけで、もう試合が始まる前は、心臓バクバクで苦しくなってきてしまい、両肩までバンバンに張ってきて、ちょっとこれはやばいなという感じでした。プチパニックのような状態で、少し気持ちを落ち着けなければいけないと思い、ゆっくりと呼吸をして「どうか強い日本を見せてくれ」と心の中で念じて気持ちを静めました。ここまでドキドキしなくてもいいだろうと思いましたが、それだけ期待と不安が強かったということでしょう。 続きを読む


– ウィリアム・S・クラーク先生(1) -(ケセラセラvol.77)

東京大学名誉教授 大井 玄

「大志」か「野心」か

終戦当時小学校の高学年だった年代で「少年よ 大志を抱け」のクラーク先生を知らぬ者はいないだろう。言うまでもなく創設期の北海道大学(札幌農学校)の「プレジデント」である。直接教えた1期生には言語学者大島正健、北海道帝国大学総長佐藤昌介、2期生には日本のキリスト教会で指導的地位にあった内山鑑三、「武士道」の著者で国際連盟事務次長だった新渡戸稲造など優れた人物を輩出した。

大島正健の著した「クラーク先生とその弟子たち」には、清教徒的人格者であり、伝道者であり優れた教育者であった彼の姿が、深い敬愛の念をこめて描かれている。 続きを読む