フクロウblog | 睡眠障害

医療法人和楽会の「フクロウblog」です。治療や講演会などの様々な情報をお届けします。

睡眠障害とうつ病の話 ②下肢静止不能症候群(むずむず脚症候群)(ケセラセラvol.74)

医療法人和楽会 横浜クリニック院長 工藤 耕太郎

下肢静止不能症候群という病気があります。むずむず脚症候群と呼ばれることもあります。この病気は夕方から深夜にかけて、主に下半身に違和感を感じることにより眠りにつくのが難しくなったり、イライラが生じることがあるというものです。また、下肢静止不能症候群は入眠後、手足が突然動くといった周期性四肢運動障害と表裏一体の関係があり、断眠を繰り返すことが知られています。主に下半身と記載したのは、患者さんによっては違和感を感じる部位は上半身であったり背中であったりすることが稀ではないのです。違和感についても「むずむず」「皮膚の下を何かが這いまわるような感じ」「熱い感じ」「冷たい感じ」と多彩であり、結局のところ「じっとしていられなくて寝返りを打ち続ける」としか症状を総称できないからです。若年性発症(10代)の患者さんの場合、夜、布団の中で動き回るのが習慣になっており、違和感自体を感じていない場合もあります。 続きを読む


睡眠障害とうつ病の話 ①睡眠時無呼吸症候群(ケセラセラvol.73)

医療法人和楽会 横浜クリニック院長 工藤 耕太郎

睡眠時無呼吸症候群(sleep apnea syndrome; 以下SAS)というと、精神科一般の臨床ではあまり話題になることは少ない。しかし、すでに2000年には疫学調査でSASとうつ病が互いに18%合併することが明らかになっています。SASというと、重度に肥満の人がかかる病気という認識がありますが、少なくとも日本人の場合はそうでもありません。日本人のSAS患者さんの3割は肥満にはあたりません。これはモンゴリアンの骨格に依存する問題とされています。したがって、肥満がなくてもSASがあるかないかということに気を配らなければなりません。 続きを読む


睡眠の大切さ


睡眠は毎日とるものだからと、ついついおろそかにしがちではないですか。

毎日のものだからこそ、眠れない、途中で目が覚めてしまう、睡眠リズムが崩れるといった悩みは非常に辛いものですよね。心身を健康に保つためには、睡眠はとても大切なもので、けっしておろそかにしてはいけないものなのです。 続きを読む