フクロウblog | 認知行動療法

医療法人和楽会の「フクロウblog」です。治療や講演会などの様々な情報をお届けします。

セルフモニタリング・システム ~困った時にお助けします!~

「パニック発作が起こってどう対処すればよいかわからないとき」
「行けない場所や乗れないものにチャレンジしてみようとしているとき」
「突然悲しくなったり、不安になったりという気分の波があり、過食など衝動的な行動をとってしまうとき」
「朝、学校や会社に行かなくてはいけないのに、体や気持ちが重くて行動できないとき」

このようなに落ち着きたいときや少し背中を押してほしいときに、あなたのサポートをするシステムがあります。それが、セルフモニタリング・システムです。これは、必要なときに電話やメールをしてもらうだけで、自動的にそのときの対処法についてアドバイスが返信されるシステムです。緊急時に、その時の状況を冷静に自分自身をみれるようにするサポートをします。医師やカウンセラーと話すといった対話式のものではなく、独立した自動返信システムで、費用も無料で24時間いつでも利用することができます。辛いときのちょっとした励ましになればと思います。ご興味のある方は、なごやメンタルクリニック、赤坂クリニック、横浜クリニックの受付まで問い合わせください。

なごやメンタルクリニック
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横浜クリニック
カウンセリングについて詳しく知りたい方はこちら(和楽会認知行動療法センター)


広場恐怖を克服するためのセミナー

私たちの実施している「広場恐怖克服のためのセミナー」について、なごやメンタルクリニック心理士の正木より紹介させていただきます。

このセミナーは,電車に乗れない,人混みが怖い,車の運転が苦手などの広場恐怖症状に悩む患者さんを対象にしています。服薬にて発作が治まったとしても依然として苦手な状況が残ることはよく知られています。一度でもパニック発作を経験すると,発作自体を怖がるようになります。そして発作と結びついた身体感覚が苦手になり,すぐ逃げ出したり,助けてもらえないような拘束された場所や状況で不安になります。そうしたことを嫌だ,不安だと回避することによって,一時的には不安から解放されます。電車に乗らない,人混みは避ける,車を運転しない,をしていれば恐怖も起こらないでしょう。しかし,避けることを続けていると悪循環になり,よけいに発作にとらわれるようになり,苦手なところはずっと行けないままになります。 続きを読む


SAD(社交不安障害)の方向けの認知行動療法

今回は赤坂クリニック、横浜クリニックで行われている「社交不安障害の集団認知行動療法(SADセミナー)」についてご紹介します。

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「あー明日の会議、意見を求められたらイヤだな」「授業で先生に当てられたらどうしよう」「ご近所さんとばったり会った時、あがってしまって何も言えなくなっちゃう…」こんな悩みがあり、生活面でお困りの方はいませんか?

当クリニックでは、大勢の人前で話をしたり、電話をしたり、…1対1でも、人とかかわりを持つ状況や、人前で恥をかくかもしれないという対人場面に関連して、強い不安や緊張によって、社会生活に支障がでてきている方を対象に、グループカウンセリング(集団認知行動療法)を実施しています。 続きを読む


こだわりに対する行動療法

先週に引き続いてなごやメンタルクリニックの強迫性障害の方むけの認知行動療法について、岡嶋心理士よりご紹介いただきたいと思います。

ちなみに、前回は集団で行う認知行動療法についてのご紹介でしたが、今回は個人で行うものになります。

なごやメンタルクリニックでは、強迫性障害(OCD)に対する専門的な治療を専門行動療法士2名(精神科医・原井、心理士・岡嶋)により行っております。強迫性障害とは、さまざまな行動の中にこたわりのマイルールを作ってしまい、その通りにしないと不安になったり不快感が増すために、日常生活を不自由にさせてしまっている状態です。風呂だけで20数時間、トイレに50数時間、戸締り確認に60分、診察室から出ていくのに2時間などという重症の方も来院なさいます。

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強迫性障害に対する3日間集団集中プログラムについて

こんにちは。最近、朝晩涼しく感じられるようになりましたね。気づけば来週から10月なんですね。あと3カ月で今年も終わりです!!1年はあっというまですね。

本日はなごやメンタルクリニックで行われている強迫性障害の方向けの認知行動療法について、なごやメンタルクリニックの岡嶋美代心理士からご紹介させていただきます。

ある日曜日に患者さんらが10人ほど集って、自分の人生の価値について考えるエクササイズをしています。「私ってこういう人だったんですね。忘れていました」などと、しみじみと自分を見つめ直しています。「楽しかったですね。お互い、明日からも頑張りましょう」と笑顔で穏やかな顔をして、名残惜しそうにクリニックをあとにします。

月に一度の集団集中プログラムの最後のシーンは、たいていそんな風です。 続きを読む