全般不安症(全般性不安障害)とは?

 家族・仕事・学校のこと、人づきあい、健康のことなど、生活していくうえでの様々な活動や出来事に対して、いつまでも深刻に悩み、ひどく不安になったり心配をし過ぎる病気です。
米国の報告では、約5%の人が、つまり約20人に1人が一生のうちに一度以上この病気にかかっていると言われており、ポピュラーな病気です。

全般不安症(全般性不安障害)の主な症状は?

 全般不安症の主な症状は、大きくわけると、精神症状、身体症状、行動的症状の3つに分けることができます。



全般不安症(全般性不安障害)の症状があてはまると思ったら・・・
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どのような治療が必要でしょうか?

 全般不安症の治療法には、“薬物療法”と“心理療法”があります。
全般不安症の症状は、脳の働と関連があり、精神伝達物質のセロトニン、ドーパミン、ノルアドレナリンが関与していることが確認されています。

主な原因である強い不安を抗不安薬によって軽減させながら、認知行動療法などの精神療法に取り組むと良いと言われています。
また、ふだんの生活習慣も見直して、自分自身の力で不安をコントロールできるようにすることが大切です。

家族や周囲はどう対応したらよいですか?

 ご家族や周囲の人からすると、全般不安症の方の悩みの多くが、それほど心配しなくても大丈夫と思える事柄のため、「心配性だな~、考え過ぎだよ!」と訴えを流されてしまうことがあります。
しかし、そのような対応をすると、本人は不安を周囲に言いづらくなり、自分自身だけで抱えることとなり、強いストレスを感じていきます。
そのため、まずは本人の不安や心配に耳を傾け、理解を示して、安心して話せる環境を作ってあげてください。
本人の不安や心配が長く続くようなら、医療機関への受診を勧めてみてもよいかもしれません。